混播牧草の集団構成に関する研究
4 イネ科2草種組合せによる草収量と草種間競争の推移
脇本 隆
北海道立農試集報.23,1-10 (1971)
チモシー、オーチャードクラスおよびメドウフェスクを供試して、2草種ずつを組 合せそれぞれの組合せごとに播種割合によって、単播2処理と混播4処理を設けた。 3年間にわたり、構成草種間の草量および競争力の推移をみた。 混播イネ科草量は競争力の優位なイネ科草種の単播草量よりも有意にまさることが なかった。チモシーの競争力は最も小で、メドウフェスクの競争力はオーチャードグ ラスを上回ったが、後期年次では次第にオーチャードグラスが優位になった。
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