ジャガイモヒゲナガアブラムシの生態に関する研究
第１報　発育、繁殖および活動

梶野　洋一

北海道立農試集報．23，98-104 (1971)

　ジャガイモヒゲナガアブラムシAulacorthum　solani　KALTENBACHの発育、繁殖および活動に与える温度ならびに寄主植物の影響について実験した。 　温度は子虫期間の長短および日平均産子数に影響を与え、３０℃～３２℃前後にな ると吸汁活動に移ることを明らかにした。寄主植物の違いは子虫期間の長短には顕著な影響を与えないが、日平均産子数には影響していることが明らかになった。さらに、 温度反応および歩行力について実験した。

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