ぺレニアルライグラスの乾草利用の検討
坂東 健、佐竹 芳世、石田 亨、中村 克己
北海道立農試集報.75,37-40 (1998)
ぺレニアルライグラスはオーチャードグラスに比べて乾燥過程における水分含量の低下が遅く,その主な原因は乾燥しにくい茎部の割合が高いことであった。また人工降雨後の水分含量の低下は1番草で両草種間に差異がなく,2番草ではぺレニアルライグラスがやや遅かった。乾物回収率および飼料成分は両草種とも人工降雨により低下した。以上から,ぺレニアルライグラスの乾草利用は特に気象条件が良好でない限り困難であると考えられた。
→ 全文(PDF)