北海道におけるスプレーカーネーションの1回半摘心法
生方 雅男
北海道立農試集報.77,39-43 (1999)
カーネーション出荷時期の10,11月への延長および平準化を目指した加温一回半摘心作型では,早生品種は早期に採花終となり10,11月収量が少なく,中晩生品種では切り残しの危険性があるため中生品種が適する。定植期は2月中旬と3月中旬で10,11月収量が変わらないことや,暖房費を考慮すると3月中旬が適する。摘心法は採花時期の分散効果,切花品質を考慮すると2/4(1回目摘心後仕立て本数4本,うち2本を2回目摘心)が適する。
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