灰色かび病
病害(かび)
症状の特徴
1)葉に径1〜2cmの灰褐色輪紋状の円形病斑が現れ、中央部から破れ易い(写真1)
2)灰色のかびが観察されることもある(写真2)。参考までに、灰色かび病菌(Botrytis cinerea)の分生子柄上に密生する分生胞子群を示す(写真3)。
発生しやすい条件
1)多湿条件下で発病しやすい。
紛らわしい障害(関連の障害参照)
・葉部の病斑がべと病、炭そ病(写真)、および斑点細菌病に似る。
・炭そ病でも同様に中央部から破れるが、病斑の色、形が灰色かび病と異なる。