【指導参考事項】
小麦黒目粒防除試験(赤かび病を含む)成績
道立北見農業試験場病虫科

・ 試験成果の概要
 ⅰ 従来黒目粒に対する防除法がなかったが、昭和39〜41年の3カ年にわたって防除試験を実施した結果、赤かび病にも有効な薬剤がみいだされた。
 ⅱ すなわちダイホルタン水和剤800倍液およびキャプタン水和剤400倍液を10a当り100Lあて出穂揃と乳熟期に1〜2回散布すると、黒目粒と赤かび病の発生を軽減した。
 ⅲ ダイホルタンは人によって”かびれ”を生ずることがあるので薬剤散布にあたっては、皮膚の露出部を少なくし、露出部には保護クリームをぬること。