【指導参考事項】
新農薬に関する試験成績
(ア) いもち病に対する新農薬の効果試験成績
道立中央農業試験場稲作部

・ 試験成果の概要
 ⅰ 従来から使用していた農薬を対照として、同等あるいはまさる効果を示した農薬には次のものがあげられた。
 ⅱ 5717(EDDP剤)−登録申請中−が著効を示し、その他の有機燐剤と抗生物質または塩素剤と抵抗物質の混合剤においても対照農薬と同等の効果を示し、十分実用に供し得るものと考えられる。 
 各薬剤の内容を示すとつぎのとおりである(ただしいずれも登録申請中)
 ○5717乳剤=EDDP  40%   1.000〜1.500倍
 ○F-255水和剤=O−エチル−S−ベンジルフエニールホスホノチオレート25%、カスガマイシン0.7%、1.000倍
 ○HK−10水和剤=ペンタクロロフエニールセテート25%、カスガマイシン1%、1.000倍
 ○5717粉剤=EDDP  2%
 ○HK−10粉剤=ペンタクロロフエニールセテート2%、カスガマイシン0.1%        ┐3kg
 ○プラエス・ラブコン粉剤=ペンタクロロフエニールセテート2%、プラストサイジンs0.1%┘