【指導参考事項】
ナガイモのポリマルチ栽培試験成績 昭和44〜46年 道南農試園芸科 |
・ 目 的
高畦ポリマルチ栽培の得失と早堀り栽培における肥大効果の検討
・ 試験方法
1. 高畦ポリマルチの効果(44年〜46年) 高畦50cm 30cm 15cmと平畦にそれぞれポリマルチを併用 |
2. 早堀り効果 (マルチ栽培) (46年) |
植付期③ 4月14日 4月24日 5月4日 >計9区 収穫期③ 8月24日 9月10日 10月4日 |
・ 試験成果の具体的デ−タ−
1. 高畦ポリマルチ効果
2. 早堀り効果
・ 普及指導上の注意事項
1. 切いもを使うときには、マルチング後に穴をあけ植付けることができるが、全形いもは植付後にマルチをして萌芽時にフィルムに穴をあけ茎頂部を露出するので天候によっては茎頂部が高温障害を受け、分枝発達の過程で生育遅延することがあるので露出作業は早期に実施する。
2. 早堀りにおける植付時期は早いほど増収効果が高いが、萌芽期が晩霜以後になるよう植付ける。なお、早期の植付けはマルチ下いえども萌芽日数を多く要するので種いもは腐敗のないよう催敗のないよう催芽処理を実施する。