【指導参考事項】
・ 課題名 水稲育苗施設に関する試験 2−出芽器に関する調査− |
・ 試験方法
供試器 | 方式、明所方式(月搬型) 種類、SE224型(空気加温) SSE480型(温湯加温) |
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試験の条件 |
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・ 主要成果の具体的データ
SSE480(温湯加温)
SE224(空気加温)
芽長調査の分散分析
SS | df | ms | F | |||
SE 2 2 4 |
垂直位置 | 16.18 | 5 | 3.236 | 7.18** | F(0.01=4.56) |
水平位置 | 10.52 | 3 | 3.506 | 7.78** | F(0.01=5.42) | |
誤差 | 6.76 | 15 | 0.451 | |||
SSE 4 8 0 |
垂直位置 | 26.9 | 5 | 5.38 | 2.2 | F(0.05=2.90) |
水平位置 | 17.55 | 3 | 5.85 | 2.39 | F(0.05=3.29) | |
誤差 | 36.69 | 15 | 2.45 |
・ 普及上の問題点
出芽器の設置場所は、保温された温度変化の少ない場所が望ましい。積み重ね方式では、上部が高温となり易いので、上段2段位に床土のみを入れた箱をセットすると有効である。空気式出芽器は、上下の温度差を少なくする手段として、蒸発皿の面積を大きくすることも必要である。
出芽の終了時間は50時間以内で、芽長5mmを目標とする。