課題名  草地関係除草剤、生育調節剤 実用化試験

昭和53年度 実用化 生育調節剤使用基準

実用性  Ⅱ
作物名  アルファルファ
生育調節剤名  ノーキュライド種子
成分  Rhijobium Melilot:
処理方法  種皮内接種
播種量  1.5〜2.0kg/10a

使用上の注意
 ノーキュライド種子の栽培効果は認められるが、菌土法にくらべて生育種置きの効果が劣る傾向があるので実用に際しては従来指導されているほ場の選定および栽培法を十分に守ることが必要である。
担当場所  中央、根釧、北見、天北、新得、滝川

ノーキュライド種子の効果確認に関する試験概要

年間合計風乾草量 kg/10a
処  理 中 央 根 釧 北 見
51年 % %  
 ノーキュライド 377(108)a 481(101)a 乾燥被害
    〃  (菌数2倍)      
    〃  (播種量2倍)      
 菌土(A) 349(100)a 478(100)a  
  〃 B   494(103)a  
 無処理 243(70)b 437(91)a  
52年     %
 ノーキュライド   587(104)a 653(96)a
 菌土(A)   562(100)a 678(100)a
  〃 B   601(107)a  
 無処理   400(71)b 532(78)b

処  理 天 北 新 得 滝 川
 51年   %  %
 ノーキュライド 乾燥被害 243(96)a 429(90)ab
    〃  (菌数2倍)     308(122)a   
    〃  (播種量2倍)     288(114)a   
 菌土(A)   253(100)a 477(100)a
  〃 B      
 無処理   155(61)b 388(81)b
52年 %    
 ノーキュライド 494(89)b   447(97)a
 菌土(A) 556(100)a   463(100)a
  〃 B      
 無処理 418(75)c   337(73)b
 備 考
1)デュピィ種子は同一ロット種子を使用。
2)菌土、菌土(A)はノーキュライド種子と同一の根粒菌レースを使用
3)菌土Bはアルファルファ栽培ほ場の土壌。