成績概要書(2007年1月作成)
研究課題:作型拡大による収益改善に向けた小玉・中玉すいかの栽培技術
       (収益性向上を目指した特産すいか栽培技術の開発)

担当部署:原環センター 農業研究科、中央農試 生産研究部 経営科
協力分担:共和町農業開発センター、きょうわ農業協同組合、後志農業改良普及センター
予算区分:道 費(重点領域)
研究期間:2004〜2006年度(平成16〜18年度)

 

1.目 的
 市場での大玉すいかの価格動向を解析し、すいか栽培の展開方向を示すとともに農家実態調査から収益性改善方向を明らかにする。また、新たな作型(8月中旬〜9月上旬収穫)を対象とした小玉・中玉すいかの安定多収栽培技術(整枝法、換気方法および品種特性)を検討する。さらに、新作型導入に向けた市場対応のあり方について提言する。

2.方 法
 1)すいか栽培の展開方向:札幌市場における価格動向をモデルを構築して予測した。
 2)収益改善方向:共和町内すいか栽培農家(全89戸)を対象に経営実態(面積、作型、労働力等)調査を実施した。
 3)小玉すいかの栽培技術の検討:8月中旬〜9月上旬1