成績概要書(2007年1月作成)
研究課題:流量自動制御装置を用いた低粘度スラリーの高精度散布技術 |
1.目的
農家単位で詳細なふん尿利用計画の策定が可能となってきているが、実際に散布する場面ではふん尿の計量は実施されず、オペレータの経験や勘に頼った不正確、不均一な散布がなされている。また、ふん尿散布作業のコントラクタ化の進行により、ふん尿散布の経験や散布圃場に対する知識に乏しい、農家以外のオペレータによる散布作業の増加が予想されることから、散布量の正確な把握とオペレータの技量によらない均一な散布を実現可能な技術が強く求められることになると考えられる。本課題では、1700mPa