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網走水産試験場

平成24年度 事業概要

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調査研究部

研究課題名 研究内容

漁場海底画像を利用したホタテガイ高精度資源量推定技術開発(H24-26)

けん引式海底動画撮影装置の開発と自動画像解析技術開発を組み合わせ、高精度資源量推定技術を確立する。

海域間におけるマガレイ稚魚の成長の違いと餌料環境の影響の解明(H24-26)

日本海とオホーツク海のマガレイ稚魚の成長差と餌料環境の関係を明らかにする。同時に耳石成長量を使った天然稚魚の栄養状態評価ツールを開発する。

北海道周辺に分布するニシンの遺伝情報を利用した集団構造解析技術開発 Ⅰ(H24-26)

北海道周辺海域に分布回遊するニシンについて系群単位でmtDNAを用いた遺伝的特徴をデータベース化する。

漁業生物の資源・生態調査研究(継続)

カレイ類、キチジ、ミズダコ、ケガニ、スケトウダラ、ホッケ、サンマ、その他浮魚類、ウニ類の分布、年齢、成長等の基礎的生態の解明、資源評価と汽水湖の環境保全技術の開発

資源評価調査(継続)

スケトウダラ、マダラ、ホッケ、キチジ、マガレイ、ニシン、サンマ、マイワシの生物情報収集調査及び生物測定調査

資源管理手法開発試験(H20-24)

ホッケの漁業実態、漁獲物年齢組成調査、成熟生態調査

ホタテガイ成長モニタリング調査(H23-25)

放流ホタテガイの成長及び海洋環境調査、4.5月のモニタリングデータから貝柱歩留の予測を行う。

オホーツク海ホタテガイ外海採苗安定調査および浮遊幼生自動解析技術開発(H24-26)

ミトコンドリアゲノムのハプロタイプ頻度解析によるオホーツク海海域のホタテガイの親子関係解明を試みる。

根室海峡ホタテガイ生産安定化に向けたモニタリング調査(H24-26)

ホタテガイの成長モニタと環境調査およびヒトデの分布状況を把握し、相互関係を検討する。同時に、海底画像を用いたヒトデの自動解析技術開発を行う。

 

加工利用部

研究課題名 研究内容

道産ホッケの用途に応じた安全・高品質化技術の開発(H22-26)

寄生虫分布調査やホッケ一夜干し製品の品質安定化技術の開発を行い、道産ホッケの需要創出を図る。

食用として利用の少ない地域水産資源のすり身化技術開発(H22-24)

イカナゴの冷凍すり身化技術開発を行い、地域水産資源の高付加価値化を図る。

道産タラ類の魚肉の冷凍変性抑制に関する基礎的研究(H22-24)

マダラの冷凍変性抑制に関する基礎的知見を集積し、長期冷凍貯蔵の可能性を検討する。

冷凍ホタテガイの品質向上に関する基礎試験(H24-26)

ホタテガイ貝柱の食感は、生鮮品に比べて冷凍品は繊維感に劣るため、その抑制技術開発に向けての基礎的知見の集積を図る。

乾貝柱製品の品質向上に関する試験-1(H24-26)

全道乾貝柱製造工場の乾貝柱製品品質データベース化と乾貝柱製品における「亀裂」や「砕け」の実態調査を行い、その発生原因を検討することにより品質向上を図る。

依頼試験(継続)

水産業界からの依頼により、分析を行い、業界の円滑な活動を支援する。

水産加工技術普及指導事業(継続)

移動加工相談室の開催、巡回指導を行う。

 

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