森林研究本部へ

林産試験場

知的財産権一覧

(2022年12月01日現在)


林産試験場が現在所有している権利を紹介します。
お問い合わせは、企業支援部普及連携グループまで(内線416)。
ご利用の手続については、こちらをご覧下さい。


●特許権 6 件 (累計 93件)

●実用新案権 0 件 (累計 9 件)
●意匠権 0 件 (累計 13 件)
●品種登録(育成者権) 6 件 (累計 7 件)


●特許権

3軸NC木工旋盤システム・工具経路生成方法・工具経路生成プログラム及び記録媒体
3軸NC木工旋盤 コンピュータで立体形状の数値を制御し、連動した3軸の木工旋盤(チップソー)により、凹凸や左右非対称の複雑な形状を加工するシステムです。加工時間の短縮や低コスト化が可能になりました。
〔登録年月日〕2011.7.22
〔登録番号〕4784767
熱圧処理木材ならびにその製造方法
熱圧処理木材ならびにその製造方法 従来の圧縮木材生産技術を発展させ、節の多い針葉樹材の圧縮に最適化した複数の板材による相互横幅拘束方法と、横幅拡張を伴う独創的な形状変化により圧縮板材を作る熱圧処理方法です。針葉樹材に広葉樹材同等以上の性能を付与できますので、フローリングや内装材にも利用できます。
〔登録年月日〕2014.10.17
〔登録番号〕5629863
マッシュルーム栽培用培地およびマッシュルームの製造方法
マッシュルーム栽培 牛糞堆肥を主体に、馬糞堆肥等をブレンドした培地により、大粒で嗜好性の高いマッシュルーム生産が可能となります。
  〔登録年月日〕2018.10.26
〔登録番号〕6421913
木質複合板の製造方法
木質複合板 複合フローリングの製造において、木質ボードの製板および合板との複合化を1度の熱圧工程で同時に行う技術を開発しました。本発明により、製品の寸法安定性などの性能向上と製造コスト削減が可能になりました。
〔登録年月日〕2021.11.30
〔登録番号〕6985657
マツタケ菌根苗の作製方法
マツタケ菌根苗 マツタケ菌を共生させたマツ科植物の苗(マツタケ菌根苗)を作製する技術です。
マツタケ林地栽培の取り組みに必要です(北海道大学と共同)。
〔登録年月日〕22021.03.02
〔登録番号〕6845541
キノコ栽培用培地添加剤、キノコ栽培用培地、及び同培地を用いたキノコの栽培方法
キノコの栽培方法 オノエヤナギやエゾノキヌヤナギ等のチップやおが粉等から水性抽出物を製造し、おが粉をベースとした培地に、この水性抽出物を少量添加することで、シイタケ菌床栽培における発生促進、発生収量の増加につながります。
  〔登録年月日〕2021.12.07
〔登録番号〕6989914

●実用新案権

現在0件(タイトル)
(イメージ) (内容、登録年月日、登録番号)


●意匠権

現在0件(タイトル)
(イメージ) (内容、登録年月日、登録番号)

●品種登録(育成者権)

たもぎたけ エルムマッシュ291

たもぎたけエルムマッシュ2

林産試験場で既に開発した「エルム・マッシュ北菌2号」に保存菌株(北海道産野生種)を交配して育成した品種です。 菌傘は黄色・円形で見栄えが良く、菌柄の形は太長、日持ちが良い、栽培期間が短い、収量が多いなどの特徴を持ち、施設栽培向きの品種です。水煮加工時にきのこが崩れにくく、ビタミンD2の前駆体であるエルゴステロール含量が他の品種に比べ高く、食品機能性に優れています。
〔登録年月日〕2007.3.22
〔登録番号〕15387

まいたけ 大雪華の舞1号

まいたけ大雪華の舞1

マイタケ生産ではこれまで利用できなかったカラマツおが粉を培地基材の3割程度まで混合できるため、材料費の低減が可能です。カラマツおが粉と広葉樹を混合した培地基材に栄養材としてフスマとおからを利用した培地で収量が優れ、栄養材に大豆皮を利用するとうま味成分を増やすことも可能です。収穫したきのこは菌傘が比較的大きく歯触りも良好です。
〔登録年月日〕2008.6.3
〔登録番号〕17041

ぶなしめじ マーブレ219

ぶなしめじマーブレ219

品種登録済みの「マーブレ88-8」と保存菌株とを交配し、選抜、育成した品種です。広葉樹、針葉樹いずれのおが粉を使用しても栽培可能で、従来品種より培養日数が短く、高品質のきのこの生産が可能な瓶栽培向きの品種です。
〔登録年月日〕2011.3.15
〔登録番号〕20595

えぞの霞晴れ06号



従来品種は子実体収穫時に大量に胞子を飛散するが、当該品種は胞子の飛散量は僅なため、作業者の胞子アレルギー様症状の低減や施設内の胞子汚染等の栽培環境の改善が図れます。また胞子量がわずかなため、マイタケ、キクラゲ等他のきのこ種と同一室内での栽培ができます。
栽培特性では、栽培期間が短く、生産効率は従来株と遜色ない性能を有しています。

〔登録年月日〕2020.08.04
〔登録番号〕28078

えぞの霞晴れ63号



えぞの霞晴れ06号と同様に、胞子汚染等の栽培環境の改善が図れるとともに、他のきのこ種と同一室内での栽培が可能です。また,円形の傘を有し形質良好で有り、収量は比較的多く、従来株と遜色ない性能を有しています。

〔登録年月日〕2020.09.17
〔登録番号〕28133

えぞの霞晴れ33号


えぞの霞晴れ06号と同様に、胞子欠損性株で形状はえぞの霞晴れ63号と同様です。当該品種の特徴は他の品種に比べて抗酸化力のあるエルゴチオネインの含有量が多いことです。

〔登録年月日〕2020.09.17
〔登録番号〕28134