森とみどりのQ&A(その他一般・葉と花と種関連)
その他一般/葉と花と種関連
Q1.イチイの枝の上部に丸い黄色いものが並んでついている。近所の人はカイガラムシだというが、本当 にそうか?
A1.丸くて黄色いものはカイガラムシではなく、イチイの雄花です
Q2.黄葉したカツラの葉はよい香りがする。何かのにおいに似ているが何だろう?
A2.カツラの葉は青いままではにおいませんが、秋に黄葉する頃にはよくにおいます。
このにおいが、しょう油のにおいに似ていることから「ショーユノキ」と呼ぶ地方(岡山)があります。また、葉を乾かし、粉にして抹香をつくるところから、東北地方では、「マッコノキ」、「コーノキ(香の木)」、「オコーノキ」などと呼ばれることがあります(図説 花と樹の大事典 1996より)。
このにおいが、しょう油のにおいに似ていることから「ショーユノキ」と呼ぶ地方(岡山)があります。また、葉を乾かし、粉にして抹香をつくるところから、東北地方では、「マッコノキ」、「コーノキ(香の木)」、「オコーノキ」などと呼ばれることがあります(図説 花と樹の大事典 1996より)。
Q3.ワタ毛がついて飛んでいるタネは何の木の種か?(上川中部、6月中旬)
A3.ドロノキ、ヤマナラシ、イタリアポプラ、改良ポプラなど、ポプラ類(ヤナギ科ハコヤナギ属)の樹木のタネと思われます。
Q4.ユリノキ(ハンテンボク)の花の開花時期は? ぜひ一度見てみたい。
Q5.森林を所有しているが、「どんぐり」の植栽をすすめられた。「ドングリ」とは何か?
Q6.車のボンネットなどに多く見られる黄色い花粉の樹種は?(釧路管内、5月中旬)
A6.送付されたサンプル花粉の特徴からみて、トドマツと思われます。
北海道の樹木(トドマツ)
Q7.洗濯物や車などに付着した汚れ(黄色いもの)は何か?(胆振西部、9月上旬)
A7.黄色い汚れは花粉の塊です。サンプル検査では、ほとんどがオオハンゴンソウの花粉で、エゾノギシギシ、エゾカンゾウ、セイヨウタンポポと思われる花粉もみられました。一つの花粉塊中に数種の花粉が混在していることから、色々な花から蜜を集めてきたハチが洗濯物に取り付いたときに、ハチの体から花粉団子が付着したものと思われます。
Q8.クラフト用にマツカサを拾ってきて水洗いしたら閉じてしまった。どうしたら開くか?
A8.乾燥させると元どおりに開きます。
Q9.シラカンバの種子は風で飛ぶのか?
A9.シラカンバの種子には、周りに薄い翼がふたつ着いており、風で良く飛ぶ性質があります。
Q10.サクラ「大雪」とはどんな花か?
A10.「大雪」とはチシマザクラから選抜されたサクラで、花の色は淡色ピンク、花びらの数は21~50枚で、つぼみは白色です。チシマザクラの花との区別は、花の形が菊咲き(段咲きあり)、花弁全体の形が長楕円形であることなどがあげられます。
Q11.エゾヤマザクラはタネをまいてから、何年で花が咲くか?
A11.植えた場所によって異なりますが、8~10年で花をつけるようになります。
Q12.ラベンダーは木本か草本か? 教えて欲しい。
A12.ラベンダーは木本です。