法人本部

GIS

エネルギー分散型モデルを支援する統合型GISの開発

戦略研究「地域・産業特性に応じたエネルギーの分散型利用モデルの構築」(平成26年度~平成30年度)


 北海道で利用できる再生可能エネルギーが、どこに、どれだけあるのか、データを収集し、GIS(地理情報システム)を活用したコンピューターのマップ上で“見える”かたちにしました。 


エネルギーの種類

説明

○畜産系及び農産系バイオマス

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1 畜産系バイオマス
  畜産系バイオマスの「賦存量」。農業センサスデータ等を活用し、乳用牛、肉用牛、豚のふん尿発生量と乳用牛ふん尿由来のバイオガス余剰量を推計しています。推計方法の詳細については、戦略研究報告書「地域・産業特性に応じたエネルギーの分散型利用モデルの構築」(p.145)をご覧ください。

2 農産系バイオマス
  農産系バイオマスの「賦存量」。農業センサスデータ等を活用し、稲わら、麦わらの圃場残渣量を推計しています。推計方法の詳細については、戦略研究報告書「地域・産業特性に応じたエネルギーの分散型利用モデルの構築」(p.147)をご覧ください。

○森林系バイオマス(林地未利用材)
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 森林施業で発生する「林地未利用材の低位発熱量」(市町村別)。推計方法の詳細については、戦略研究報告書「地域・産業特性に応じたエネルギーの分散型利用モデルの構築」(p.149)をご覧ください。湿量含水率に応じて以下の4項目のマップを閲覧できます。

・低位発熱量 [GJ](湿量含水率10%):ペレット利用を想定したケース
・低位発熱量 [GJ](湿量含水率15%):ガス化システム利用を想定したケース
・低位発熱量 [GJ](湿量含水率30%):小型ボイラー利用を想定したケース
・低位発熱量 [GJ](湿量含水率50%):発電所での利用を想定したケース

○森林系バイオマス(富良野圏域における低質材料)
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 富良野圏域5市町村(上富良野町、中富良野町、富良野市、南富良野町、占冠村)のカラマツ・トドマツ人工林施業で発生する「低質材供給可能量」及び「低位発熱量(湿量含水率30%)」(1kmメッシュ単位)。推計方法の詳細については、戦略研究報告書「地域・産業特性に応じたエネルギーの分散型利用モデルの構築」(p.150)をご覧ください。以下の2項目のマップを閲覧できます。

・低質材供給可能量低位発熱量(湿量含水率30%) [GJ/年]
・低質材供給可能量材積 [m3/年]

○廃棄物系バイオマス

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 廃棄物系バイオマスの「賦存量」及び「推定利用可能量」。推計方法の詳細については、戦略研究報告書「地域・産業特性に応じたエネルギーの分散型利用モデルの構築」(p.151~155)をご覧ください。以下の9項目のマップを閲覧できます。

・燃料化ごみ発生量 [t/年] 市町村別
・燃料化ごみ利用可能量 [t/年] 市町村別
・燃料化ごみ利用可能量 [t/年] 処理施設別
・生ごみ発生量 [t/年]
・生ごみ利用可能量 [t/年]
・し尿・浄化槽汚泥賦存量 [kL/年]
・し尿・浄化槽汚泥利用可能量 [kL/年]
・下水汚泥(濃縮汚泥)賦存量 [dry-t/年]
・下水汚泥(濃縮汚泥)利用可能量 [dry-t/年]

○雪氷冷熱利用

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 雪氷冷熱の「賦存量」及び「推定利用可能量」(市町村別)。推計方法の詳細については、戦略研究報告書「地域・産業特性に応じたエネルギーの分散型利用モデルの構築」(p.161)をご覧ください。以下の2項目のマップを閲覧できます。

・雪氷冷熱賦存量 [TJ/年]
・雪氷冷熱推定利用可能量 [TJ/年]

○全国推計における農業系・森林系バイオマス(市町村別)

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 国作成のデータによるバイオマスの「賦存量」。北海道・経済部提供による緑の分権改革推進会議 第四分科会「再生可能エネルギー資源等の賦存量等の調査についての統一的なガイドライン」(2011)のデータから作成しました。いずれも市町村別の推計値で、以下の5項目のマップを閲覧できます。
データの計算方法の詳細については、同ガイドライン(http://www.soumu.go.jp/main_content/000121161.pdf)をご覧ください。

・畜産系 賦存量 [TJ/年]
・農業系 [TJ/年]
・公園剪定枝 [TJ/年]
・製材所廃材 [TJ/年]
・林地残材 [TJ/年]

○国作成の陸上風力賦存量などのデータ(1kmメッシュ)

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 国作成のデータによる陸上風力などの「賦存量」及び「利用可能量」。北海道・経済部提供による緑の分権改革推進会議 第四分科会「再生可能エネルギー資源等の賦存量等の調査についての統一的なガイドライン」(2011)のデータから作成しました。いずれも1kmメッシュ単位で、以下の5項目のマップを閲覧できます。
データの計算方法の詳細については、同ガイドライン(http://www.soumu.go.jp/main_content/000121161.pdf)をご覧ください。

・陸上風力発電 賦存量 [MWh/年]
・陸上風力発電 利用可能量 [MWh/年]
・中小水力発電 賦存量 [MWh/年]
・太陽光発電 賦存量 [MWh/年]
・太陽熱利用 賦存量 [GJ/年]