産業技術環境研究本部へ

エネルギー・環境・地質研究所

刊行物32(普及啓発パンフレット)

北海道内の劣化が危惧される湿原を保全していくために

湿原は、野生動植物の生息・生育地であるとともに、様々な公益的機能を有し、北海道の自然景観を特徴づける生態系です。その重要性から、「自然公園」や環境省が選定した「重要湿地」、「ラムサール条約湿地に指定されている湿原も多くあります。

しかし、多くの湿原は、これまでに周辺の開発などの人為的な影響により乾燥化が進行してきました。さらに近年は、エゾシカの食害や踏圧による植生の劣化が問題となっています。ここでは当所が関係各機関と共同・連携して実施したエゾシカの影響調査結果にもとづいて、「I 雨竜沼湿原」、「II ベニヤ原生花園」、「III モケウニ沼湿原」の劣化状況を報告するとともに、保全対策を提案します。

パンフレット

発行機関

  • 地方独立行政法人北海道立総合研究機構 産業技術研究本部 エネルギー・環境・地質研究所
     自然環境部生物多様性保全グループ

 

  • お問合せ:地方独立行政法人北海道立総合研究機構
  • 産業技術環境研究本部 エネルギー・環境・地質研究所
  • 研究推進室 研究情報グループ
  • TEL 011-747-2434 Email eeg-koho@ml.hro.or.jp