各年代ごとの成長パターンとホルスタイン若令雌牛の発育基準乳用後継雌牛選抜に関する統計学的解析I.

西村和行・曽根章夫・塚本 達・峰崎康裕

新得畜試研究報告 11.19-28(1981)

 後継雌牛の予備選抜方法を検討するため北海道立新得畜産試験場繁養のホルスタイン雌牛を用いて成長パータンの分析を試みた。供試牛を1950,1960および1970年代に分類し12部位の成長曲線式を漸近回帰曲線式を用いて算出した。各年代ごとに各月令・各部位における実測値と推定値間の関連性を比較検討した。
 各年代間の体格に変化が認められ,各年代間での雌牛更新の方法の差や繁殖構造の影響が推察された。推定曲線式からの偏差の傾向と残差平均平方の情報により体格における若令期の予備選抜指標は尻長・腰角巾・かく巾・坐骨巾が有用であることが示唆された。