トウモロコシサイレージを主体とする混合飼料の給与が飼料摂取量と乳生産に及ぼす影響

出岡謙太郎・岡本全弘・原 悟志・伊東季春

新得畜試研究報告 16.25-29(1988)

 トウモロコシサイレージ主体飼養時において,飼料別給与と混合給与した際の乳牛の飼料摂取量,乳量および乳組成を比較した。試験は,ホルスタイン泌乳牛8頭を供試し,1期30日間の反転試験法によった。給与飼料の構成割合は,両処理とも乾物で,トウモロコシサイレージ50%,乾草22%,配合飼料22%,大豆粕5%およびミネラル・ビタミン剤1%とし,その飽食量を給与した。
 乾物摂取量の体重に対する割合は処理間に有意差は認められなかったが,飼料別給与では乾草の摂取割合が低かった。DCP摂取量は飼料別給与が,また,TDN摂取量は混合給与が,それぞれ有意に高い値を示したが,乳量および乳組成は処理間に有意差が認められなかった。