蒸煮解繊処理シラカンバのペレット処理または配合飼料との混合給与が牛における嗜好性に及ぼす効果

黒沢弘道・小倉紀美・原 悟志・大坂郁夫・遠藤 展

新得畜試研究報告 18.31-36(1991)

 蒸煮解繊処理シラカンバのペレット処理および配合飼料との混合給与が,牛における嗜好性におよぼす効果を検討した。処理は解繊シラカンバを給与した解繊区,シラカンバペレットを給与したペレット区,解繊シラ力ンバと配合飼料を混合給与した解繊・配合混合区,シラカンバペレットと配合飼料とを混合袷与したペレット・配合混合区,解繊シラカンバと配合飼料を混合しペレットに成型し給与した混合ペレット区およびチモシー乾草区の6処理とした。
給与量はDMで蒸煮処理シラカンバは3.7kg,混合給与した配合飼料は0.9kgとした。供試家畜は平均体重532kgのホルスタイン雌育成牛6頭を用い,6×6ラテン方格法で試験を実施した。蒸煮処理シラカンバの給与初期の採食割合はペレットに成型することにより有意に向上し,また,配合飼料と混合して給与することによっても向上する傾向を示し,両処理とも嗜好性を向上させる方法として有効と判断した。