03-5 厚層腐植質黒ボク土(03B)

(黒色火山性土)

後志管内留寿都村、普通畑、1991

 腐植含量は多く、腐植層も厚い火山灰土壌で、未熟質、軽しょう質、ローム質など各種火山灰層からなるものがあります。釧路、根室管内に多く分布します。土は膨軟で軽く、物理性も良好で、一般的には淡色黒ボク土(褐色火山性土)より生産性が高いです。リン酸固定力は強く、微量養分が欠乏し易い点に注意が必要です。石灰、リン酸など資材の施用、堆きゅう肥など有機物の投入などが改良策です。この地域では畑地として利用されています。
 この断面は、表土(腐植層)は主に羊蹄系の軽しょう質火山灰層(Yo-a1,K-psとも言われる,約6000年前)で、50cm以下の層は羊蹄系ローム(Yo-1またはYo.Ps-1、1.5~1.8万年前)からなっています。