05-3 淡色黒ボクグライ土(05C)

(湿性火山放出物未熟土、下層グライ)

胆振管内厚真町軽舞、水田、1990

 排水不良な土地に火山灰が堆積してできた土壌で、地下水位が高く、グライ層が存在します。改良策としては暗渠の整備が第一で、有機物の施用、石灰、リン酸などの資材の施用も有効です。粗粒火山灰層が厚い場合は粘土客土が行われます。この地域では、主に水田として利用されています。 この断面は、沖積粘土層(グライ層)の上に樽前系粗粒火山灰が堆積した土壌です。表土(0-35cm)は粗粒火山灰に粘土客土が混在しており、以下35-72cmは斑紋(鉄さび)を持つ粗粒火山灰(Ta-b、軽石)、72cm以下は青灰色の沖積粘土層で、典型的なグライ層となっています。