06-4 細粒褐色森林土(06A)

(酸性褐色森林土)

上川管内美瑛町

 名前の通り森林地帯(丘陵、台地)の傾斜地に普通に見られる黄褐色の土壌です。褐色森林土は火山灰地帯を除く道内各地に分布しますが、上川地方は十勝、網走と違って表層に火山灰が乗っていないものが広く分布しています。上川地方北部には粘質なものが多いですが、南部の波状性台地上には、100-200万年前に堆積した溶結凝灰岩を母材とするものが広く分布しています。細粒~中粗粒質が主ですが、礫質のものも見られます。母材的な特徴から、乾燥すると非常に堅くなるため、耕起作業はやりづらいです。改良策としては、有材心土改良耕、粗粒火山灰の客土などが行われています。この地域では畑地として利用されています。
 この断面は、表土の腐植は少なく、リン酸固定力、保肥力とも小さく、下層土が非常に堅密で、土壌硬度計では26-28前後あり、乾燥密度(比重)も1.4-1.6と非常に大きい値です。