07-2 細粒灰色台地土(07A)

(疑似グライ土)

空知管内長沼町中央農試、園芸部ほ場、1989

 台地末端にある、重粘土と言われる粘質で、堅く、排水不良な土壌です。一般に沖積土壌に比べ、物理性、化学性ともに劣ります。改良策としては暗渠排水が基本です。この地域では主に水田で、一部は畑地に利用されています。
 この断面は、ほ場の均平化工事を受けており、表土(33cmまで)は腐植を含む黒褐色の層で、次層との境界が明瞭です。33-55cmは褐色の土層で、55cm以下は斑紋を含む褐色~灰褐色の硬い層です。褐色森林土に近い灰色台地土と言えます。前記07-1と同様に、苦土(マグネシウム)含量が非常に多く、また、石灰(カルシウム)も多いため、この種の土壌としては塩基飽和度が高い特徴を有しています。