07-5 細粒灰色台地土(07A)

(疑似グライ土)

宗谷管内浜頓別町、野草地、1997

 道北地方に広く分布する重粘土の一種です。主に頁岩、泥岩からなり、粘質で堅く、排水性と保水性ともに不良で、過湿、過乾ともになりやすい土壌です。かっては水中(海底、湖沼、河川流域)で堆積したものが、陸の隆起、海面の後退などにより長期間かかってできた土壌です。物理性は不良で、古い土壌のため、沖積土壌に比べて養分的に劣っています。改良策としては暗渠排水が基本で、心土破砕も有効です。
 この断面は、表土(腐植層)は薄くて明瞭ではありません。47cm以下から斑紋(鉄さび)が見られますが、07-4程にはまだら模様が明瞭には見られません。