16-3 泥炭土(16)

(下層無機質低位泥炭土)

空知管内南幌町、転換畑、1989

 旧夕張川流域の低位泥炭土ですが、他の断面と異なり泥炭層は薄く、いわゆる表層泥炭土と言われるものです。泥炭土地帯の周辺に小面積で分布しています。また、平坦な台地上にも見られる場合があります。改良策は普通の泥炭土と同様で、泥炭層が薄いため有利な条件にあります。この地域では水田として利用されています。
 この断面は、表層の無機質層(客土)は25cmで腐植含量は多く、25-35cmは粘土に泥炭が混じって分解が進んだ層、以下55cmまでは分解良好な低位泥炭層、55cm以下は低位泥炭が混入した粘土層で、これはグライ化しています。