Q.23)
土壌図は使う目的によってその種類も異なると思いますが、農家のほ場単位で土壌の性質が分かるような精度の高い土壌図は無いのですか。

A.23)
 5万分の1土壌図より精密なものとしては、1万分の1や5千分の1の土壌図があり、この様な縮尺の土壌図を一般に大縮尺の土壌図と言います。北海道においては、非常に狭い地区を対象として作った例はありますが、全道的に作成するのは不可能でしょう。
 5万分の1土壌図は、道庁、支庁、開発局あるいは広域農協などにおいて利用価値のある、いわば計画支援のための情報で、一方、5千分の1程度の縮尺ものは、営農集団や個々の農家において使う、いわば営農支援の情報であるといえます。
 ほ場単位で土壌区分をするには大縮尺(5千分の1~千分の1)の土壌図が必要です。ほ場単位で利用できる精密な土壌図があると土壌診断や肥培管理、土地改良などに役にたちます。調査はそんなに厳密でなくても良いですから、5万分の1土壌図等を参考にして、農家の方や農協などが協力し合ってほ場区分図と合わせて作っておくと利用価値もさらに高まると思いますので、ぜひ頑張って作って下さい。

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