Q.5)
 土壌群、土壌統群の下にさらに土壌統(全国土壌統)と言う最小分類区分があると言う事ですが、これについても簡単に解説して下さい。

A.5)
 いままで触れてきませんでしたが、全国方式の土壌分類は3段階で行われ、造成土を除くと、16の土壌群、56の土壌統群の下に、最小分類単位として土壌統(全国土壌統)があります。
 土壌統は「田川統」、「小向統」など全国各地の地名が付けられている分類名で、全部で320種あります。このうち北海道の地名に由来するものとしては40種あります。地名に由来してはいますが、あくまでも”分類名”ですので、誤解しないで下さい。例えば、「小向統」は、「細粒灰色台地土のうち、表層に腐植層がなく、心土が強粘質で、心土に斑紋はあるがマンガン結核の無いもの」を指しています。一般的にはこの段階の分類名までを覚える必要はありません。
 「土壌統」の定義を言いますと、「母材、堆積様式がほぼ同一と考えられ、生成学的にほぼ同一の断面形態を持った土壌」となっています。

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