トルコギキョウのえそ斑紋病

 平成15年7月、日高管内三石町でトルコギキョウの葉に輪紋状の退緑病斑を形成する症状が発生した。上葉にはモザイクも認められ、生育は不良となった。発生圃場ではミカンキイロアザミウマの寄生が多数確認された。トマト黄化えそウイルス(TSWV)およびインパチェンスネクロティックスポットウイルス(INSV)の抗血清(いずれも日本植物防疫協会製)を用いてエライザ法で検定した結果、INSV抗血清と強く反応が認められた。

また、遺伝子診断や検定植物接種試験から、INSV(Impatiens necrotic spot virus)によるトルコギキョウえそ斑紋病と同定された。

周辺雑草のハコベおよびイヌガラシもINSVを保毒しており、注意が必要である。その他INSVの詳細については平成16年度病害虫発生予察情報 特殊報第1号を参照のこと。

(花野菜技術センター・中央農試)

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