大豆のウコンノメイガ

平成17年9月上旬、大野町の大豆ほ場で、葉を巻いてその中に潜み加害している幼虫を発見した。老熟幼虫の一部は既に1〜数枚の葉を縦長の円筒状に巻き込み、糸で綴り合わせ、中で蛹化していた。開長30mm前後で、全体に淡黄色ないし淡灰褐色の成虫が羽化し、ウコンノメイガPleuroptya ruralis (Scopoli)と確認された。本種は日本全土に発生し、北陸地方では中齢幼虫のイラクサ科野草での越冬が確認されている。日本海側の地域で多発する傾向があり、大発生が突発的であることから、成虫群の飛来が発生の原因とも推察されている。なお、富山県においては、本種による捲葉が最も多くなる8月下旬の1個体あたり平均捲葉数が20を超えると子実が小粒化して減収するとされている。(道南農試)

初期の幼虫被害

葉を巻き込み、糸で綴り中で蛹化
羽化成虫

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