大根根部のアシグロハモグリバエ被害    
 平成18〜19年、真狩村および千歳市のだいこんで、収穫期の根の上部表皮下に細い溝状の潜り痕が認められた。被害部は幅1.5mm程度で、表皮を残してゆるやかに蛇行する潜り痕が10cm近く続いた。加害種は根内の蛹からアシグロハモグリバエLiriomyza huidobrensis Blanchardと同定された。本種の通常の加害部位は葉であるが、高密度下で偶発的に地上に露出した根の上部に産卵・潜孔したものと思われる。被害が地上部に限られ、表皮の残る潜孔が10cm程度の長さに渡ることで他害虫被害と識別可能であった。 

                    (中央農試予察科)

Top