Botrytis squamosa によるニラの葉鞘腐敗症状          

 平成20年6月、知内町のニラ収穫株で葉鞘部が褐変・腐敗し、外葉が凋れる症状が発生した。葉鞘部の地下部には多数の黒色菌核を形成していた。被害葉鞘を湿室に放置すると多量の分生子が噴出した。分生子の形態から本菌をBotrytis squamosaと同定した。本菌は、ニラ白斑葉枯病の病原菌であり、発生ハウスにおいても葉身部には白斑葉枯病の発生が認められた。また、本菌はネギにおいては、葉鞘部に腐敗を起こすことが知られており、ニラにおいても同様の症状を呈することが明らかとなった。

(道南農試・渡島南部普及センター)

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