平成30年度 道総研 環境・地質研究本部 調査研究成果発表会 開催報告

開会挨拶(地質研究所長 高橋 徹哉)

特別セッション「津波」で、セッション序章を説明する川上主査

ポスターセッションの様子

口頭発表(一般)の様子

平成30年5月17日(木)〜18日(金)に、「道総研環境・地質研究本部調査研究成果発表会」を北海道立道民活動センター(かでる2・7)にて開催しました。17日は環境研から口頭発表9題、ポスター発表13題を、18日は当所から特別セッション1件と、口頭発表3題、ポスター発表10題を実施しました。18日の参加者は、関係機関から129名と盛況でした。

昨年度は、「北海道の津波災害履歴の研究(H24〜26)」に引き続く「日本海沿岸域における過去最大級津波の復元(H27〜29)」が終了し、当所の津波関連研究の一区切りの年となりました。そこで、これまでの研究の総括として、特別セッション「津波」を開催しました。

上記2つの重点研究を統括した川上 源太郎 主査からは、日本海沿岸域における13世紀と西暦1741年の津波の浸水域を明らかにしたことを中心に、これまでの当所の研究成果について説明が行われました。引き続き、北海道大学大学院理学研究院付属地震火山研究観測センターの谷岡 勇市郎 教授からは、津波シミュレーション」と国で行われている津波浸水想定に関する検討、さらに、北海道総務部危機対策局危機対策課 三角 靖枝 課長からは道庁における津波防災に関する取り組みについてご紹介いただきました。

総合討論では、道総研建築研究本部北方建築総合研究所 戸松 誠 主任研究員から、現在実施中の重点研究「津波による最大リスク評価手法の開発と防災対策の実証的展開(H29〜31)」についてご紹介いただきました。そこでは当所の成果を実際の道・市町村の防災計画に反映していく必要性とその難しさを強調されていました。

この他、昨年度、完成した「沿岸域環境特性データベース(檜垣 主査)」について、石狩市における「地下水管理システムの紹介と地下水利用(森野 研究主任)」について、「岩内町の地熱・温泉資源の開発可能性(田村 主査)」に関する研究について、3題の口頭発表が行われました。また、当所の取り組んでいる研究10題について、ポスター発表が行われました。会場後方で行われたポスターセッションでは、活発な議論が行われていました。

当所では、これからも道民の安全な暮らし、地熱エネルギーの利用、その他、産業・経済活動における課題を解決していく研究開発を推進していきます。

 

当日配布した「資料集(PDF)」を公開しています。

【参考】開催案内はこちら

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