試験研究は今 No.303「写真でみる’97科学技術週間行事-水産試験場一般公開-」(1997年5月16日)

~中央水産試験場4月18日(金曜日)~

  4月18日(金曜日)、中央水試では「水産試験場一般公開」を実施しました。この行事は、毎年、科学技術週間にちなんで行っているもので、新庁舎公開は、今年で4回目となりました。前日の新聞に折込みチラシを入れたこともあり、1日で約500人もの方が来場されました。ほとんど地元の人で、これは余市町の人口の約2パーセントに達する人数でした。今回は、飼育・実験棟公開のほか、水産や余市の町に関したクイズ、それに景品を用意し、来場された皆さんに楽しんでいただけるようにしました。

  では、各研究部の展示・公開内容について紹介します。

  まず、エントランスホールでは「おやしお丸3世」および自航式水中テレビカメラ、そして、緑とオレンジのスケトウダラの色素異常標本の展示を行い、ギャラリーホールでは海洋観測機器展と、人工衛星画像や水温観測ブイ等のポスター展示を行いました。

  飼育棟ではニシン増大プロジェクトで種苗生産されたニシンをはじめ、ハイテク試験のマツカワやヒラメなど、最近注目されている魚介類を公開しました。

  実験棟の水産工学実験施設では、波浪水槽を使った人工リーフ試験と、環境刺激シュミレーション水槽(水温・光・音などを変えて、環境変化に対する生物の反応を観察する装置)で実験中の、かご漁具を用いたケガニ行動観察実験をお見せしました。

  加工試験室では、サキイカの加工実演を行い、試作品の試食もしてもらいました。訪れた子供たちは、電熱機で焼かれたイカが伸され、裂かれていく工程を、食い入るように見つめていました。

(中央水試 企画情報室 益村 尚隆)

トピックス

-平成8年度の試験研究成果を場内発表-

  4月23日(水曜日)、中央水産試験場で研究発表会を開催しました。8年度の研究成果13課題を発表するもので、場内各研究部のほか、関係指導所等、約60名が参加しました。紙面の都合で課題名のみ記載し、関心が高いものについては、改めて紹介していきたいと考えています。

課題名(簡略に記載)
  1. 8年度ニシン放流効果調査結果
  2. 厚田地区藻場実態調査と今後の展開
  3. 耳石による石狩湾ニシンの年齢と成長
  4. 石狩浜ヒラメ天然稚魚の出現状況
  5. 増毛サケ稚魚降海期の動物プランクトンと水塊
  6. 水槽で観察されたシラウオの産卵
  7. 賞味期限設定に係る塩たらこ貯蔵試験
  8. アメリカオオアカイカ加工技術開発
  9. マツカワのウイルス性神経壊死症防疫対策
  10. 噴火湾貝毒プランクトンA.tamarenseシストの分布密度
  11. 麻痺性貝毒に関する研究
  12. ホタテガイの流れに対する行動特性
  13. ウニ侵入防止技術の開発

(中央水試 企画情報室)

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