ホッカイエビ:えびかご漁業(ホッカイエビ)

ホッカイエビ

漁業の情報

漁業許可等の区分 第一種共同漁業権漁業
主な操業地域 オホーツク総合振興局管内サロマ湖
取材地 オホーツク総合振興局管内佐呂間町
漁場 湖内の水深1~10メートル、砂泥質でアマモの密生する場所
漁具 目合い10節、外径70センチメートルのかご
漁期 7~9月
漁船規模 1~4トン
出荷形態 漁家毎に茹で、パックにしたものを組合へ出荷

対象魚の情報

標準和名 ホッカイエビ
英名 hokkai shrimp
科目 十脚目タラバエビ科
学名 Pandalus latirostris Pandalus latirostris
俗名、地方名 ホッカイシマエビ、シマエビ、ツケエビ(大型個体)
混獲魚 なし
道内主産地 サロマ湖、能取湖、厚岸湾、野付湾

漁業のすがた

 ほっかいえびかご漁業は、餌(サンマ等)を入れたかごをアマモ場に設置し、餌を求めてかごに入ったエビを漁獲します。
 エビやカニと言えば赤色が連想されますが、より鮮明な赤を出すためには新鮮なうちに茹でる必要があります。しかし、新鮮なものでも餌が体内に残っているとその部分が黒くなってしまい、価値が下がります。このため、サロマ湖では漁獲したエビを一時蓄養してから茹でて出荷しています。これは品質の向上はもちろん、安定した出荷体制にも繋がっています。
 この漁業は7月に解禁になり、夏を知らせる漁業となっており、観光面での重要な資源にもなっています。

増殖と管理

 ホッカイエビの成長は早く、ふ化後約2年目に漁獲対象になります。反面、親エビや小さなエビを獲りすぎると、すぐに資源の減少として反映されます。
 この資源を守るために、親の保護としては毎年、資源量調査を実施し資源状況を把握した上で、資源量に見合った漁獲量の制限をします。また、小さなエビを守るために、かごの目合いは小さなエビが逃げられる大きさのものを使い資源の保護に努めています。

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漁具
  • 漁具:えびかごと敷設位置の目印となる浮標(ボンデン)です。

  • えびかご:えびかごの近景です。側面の穴からホッカイエビが入ります。

操業
  • かご揚げ1:水面に浮かぶ浮標に船を着けます。

  • かご揚げ2:かごを引き上げます。期待の高まる瞬間です。

  • かご揚げ3:船上へ一気に揚げます。

  • かご揚げ4:底網を開き、漁獲されたホッカイエビを大きなコンテナに出します。

  • 選別1:大きさで選別します。

  • 選別2:小さな個体は放流します。

加工
  • 釜ゆで1:エビを茹でるにはこの大きな釜を使います。

  • 釜ゆで2:多めの塩水で一気に茹であげます。

  • 冷却:茹で上がったエビを冷却します。

  • 製品:茹で上がり、製品となったホッカイエビです。

協力:オホーツク総合振興局管内/佐呂間漁業協同組合 えび部会
取材:網走地区水産技術普及指導所(現 網走西部地区水産技術普及指導所)

最終更新日:2013年03月01日

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