平成21年度 水産試験場の主な研究課題

平成21年6月現在

1 海洋環境及び漁業・資源の的確なモニタリングに関する研究

水産資源は刻々と変動し、生息環境や漁業の動態によっても大きく影響を受けています。さらに近年、地球温暖化による水産資源への影響も危惧されており、的確な資源管理や漁況予測を行うため、これらの動態についてモニタリングを行うとともに、得た情報について、情報システムを利用した迅速な伝達蓄積します。
研究課題名 実施期間 担当水試
漁況・海況予報調査 昭和51~ 中央・函館・釧路・網走・稚内
海洋環境調査研究 平成1~ 中央
沿岸環境調査 平成14~ 中央
漁業生物の資源・生態調査研究 平成17~ 中央・函館・栽培・釧路・網走・稚内
石狩湾系群ニシンの漁況予報調査 平成20~22 中央・稚内
資源動向要因分析調査 平成16~22 中央・栽培・函館
資源評価調査 平成7~ 中央・函館・栽培・釧路・網走・稚内
日本海周辺クロマグロ調査 平成10~ 中央・函館
トド捕食影響調査 平成16~ 稚内・釧路・中央
大型クラゲ出現調査及び情報提供事業 平成18~21 中央・函館
カラフトマス回帰率向上試験 平成18~21 中央
胆振沿岸サケ稚魚モニタリング調査 平成21~28 中央

2 高度な資源管理・漁況予測技術の開発に関する研究

本道周辺海域における生物資源を持続的に利用するため、各種モニタリングや試験調査船などによって得られるデータをもとに、的確な資源管理技術や精度の高い漁況予測技術を開発します。そのために以下の課題に取り組みます。
研究課題名 実施期間 担当水試
噴火湾奥部の貧酸素水塊の形成・発達及び沿岸部への輸送メカニズム解明調査 平成19~21 函館
マリンブロードバンドを活用したITC漁業の実現とリアルタイム水産資源評価に関する研究開発 平成21~22 稚内・中央

3 海域に対応した栽培漁業技術の開発に関する研究

生息条件や漁業生産体制などそれぞれの海域の特性に対応した種苗生産、中間育成、放流、資源管理などの技術開発や、増養殖場の造成を進めるため、以下の課題に取り組みます。
研究課題名 実施期間 担当水試
チヂミコンブ養殖技術開発試験 平成20~22 稚内・中央
DNA解析によるマナマコの放流効果推定技術の開発と系群構造の解明 平成21~23 栽培
アカボヤの採苗技術開発と稚ボヤの育成に関する研究 平成20~22 釧路・栽培
栽培漁業基盤調査研究 平成1~ 栽培
人工種苗の質的向上に関する研究 平成18~22 栽培
海産魚介類の防疫対策 平成13~ 中央
再生産力の向上を目的としたアワビ類の資源管理・増殖技術の開発 平成20~23 中央
乾燥ナマコ輸出のための計画的生産技術の開発 平成19~21 中央・網走

4 水産物の高度利用技術に関する研究

消費者ニーズに即した新たな加工技術の開発や、地域水産物のブランド化とともに、より付加価値の高い医薬・工業製品材料などの開発を進め、限られた資源の有効利用と地域水産加工業の底上げを図るため、以下の課題に取り組みます。
研究課題名 実施期間 担当水試
脱血処理による道産サケの高品質化と安全供給システムの開発 平成20~22 釧路
マダラ白子流通技術の高度化 平成19~21 網走
漁家経営安定を推進するえびかご漁業用ロングライフ蝟集餌料製造システムの開発 平成21~23 釧路・中央
ホッコクアカエビの高付加価値化技術開発試験 平成20~22 中央
一夜干し製造技術の高度化に関する研究 平成19~21 釧路
オホーツク海産マガレイの高付加価値化試験 平成19~21 網走
未・低利用海藻の酢酸発酵に関する研究 平成21~22 釧路
原料前処理技術開発 平成18~23 中央・釧路
サケ輸出促進のための品質評価システムの開発と放流技術の高度化 平成19~21 網走
サンマのグローバル商品化のための高鮮度・高効率加工技術の開発 平成19~21 釧路
クジラ肉の栄養・機能性成分の解明とチルド流通技術の開発 平成18~21 釧路
乾貝柱製品の品質データベースの作成と製造技術の高度化に関する研究 平成21~23 網走
水を利用したマイクロ化学プロセスによる道産資源の高機能 平成21~23 網走
呈味性強化ホタテガイ生産・流通技術の開発 平成20~22 釧路
ナノスケール加工による水産物の品質保持・加工特性改善技術の開発 平成19~23 網走

5 水産物の安定性確保と品質管理技術に関する研究

道民・国民に、より安全な水産物を供給し、本道産水産物の安全性に対する評価を高めるため、以下の課題に取り組みます。
研究課題名 実施期間 担当水試
低温蓄養を利用したヒラメ高鮮度流通システムの開発 平成20~21 中央
ウニのトレーサビリティシステム導入に関する研究 平成19~21 釧路・中央
漬け物製造における食中毒菌の高度衛生管理に関する研究 平成19~21 中央
低温馴致によるウニ出荷時期調整技術の開発 平成20~22 中央・釧路
貝毒プランクトンによるホタテガイ毒化実態モニタリング試験 平成20~23 函館・中央

6 海洋環境保全のための技術開発に関する研究

海洋と最も密接な関係を持つ産業である水産業の立場から海洋環境を保全し、水産業を環境と調和した産業とするために、以下の課題に取り組みます。
研究課題名 実施期間 担当水試
環境調和型延縄用釣り針の開発 平成19~21 函館
コンビナート型ヒトデ・トータル処理システムの開発 平成20~22 釧路
漁家経営安定を推進するえびかご漁業用ロングライフ蝟集餌料製造システムの開発 平成21~23 釧路・中央

7 海洋環境に調和した海域高度利用技術の開発に関する研究

道民の環境保護や海洋レジャーに対する意識の高まりに応え、自然と調和した海洋開発や、大水深帯の漁場造成など、海域をより高度に利用する技術の開発に対応するため、以下の課題に取り組みます。
研究課題名 実施期間 担当水試
湾・内海スケールでのアサリ稚貝の自給と干潟ゾーニングによる生産増大システムの開発 平成21~23 中央

8 ホタテガイ漁業の安定化に関する研究

ホタテガイ漁業は、サケ・マス漁業と並ぶ本道における栽培漁業の先達であり、本道の各地域を支える基幹産業として位置付けられています。ホタテガイ漁業の安定化により地域経済を活性化させるため、以下の課題に取り組みます。
研究課題名 実施期間 担当水試
日本海ホタテガイ採苗不振対策研究 平成21~23 栽培・稚内・中央・網走
噴火湾養殖ホタテガイ生産安定化モニタリング 平成18~23 函館・栽培
ホタテガイ成長モニタリング調査 平成18~22 網走

お問い合わせ先

水産研究本部 企画調整部

(執務室、図書室 2F)

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