資源管理に関する研究

シシャモ、ケガニ、スケトウダラ、コマイ、ホッケなどの太平洋〜根室海峡における重要な水産資源を対象とした調査研究を実施しています。


最新年の資源評価結果


研究対象の魚

シシャモ

ししゃもは世界でも北海道の太平洋沿岸にしかすんでいない魚であり、漁獲量の多くは十勝・釧路であげられています。 釧路水産試験場では漁況予測(今年はどのくらいとれるのかを調査データをもとに予想します)、親魚を確保するための遡上期予測(漁業の切り上げ時期を決めるために、いつ川にのぼるか予測します)、ふ出仔魚降海調査(ふ化した子どもの量を調べています)などを行っています。

ハタハタ

釧路水産試験場では平成11年から本格的な資源調査をはじめました。地元の漁業者、漁業協同組合の方々は「ぶりこ」の保護や人工孵化放流(じんこうふかほうりゅう)などの資源保護を実施しています。試験場では海の生産力を利用して資源をうまく利用する方法を研究します。

スケトウダラ

釧路水産試験場では、道東太平洋海域と根室海峡海域(おもに羅臼)のスケトウダラについて生態や資源状態を調査しています。魚屋さんで見るときは、タラコ(スケトウダラの卵)の姿になってしまうので、一般にはあまり知られていませんが、かまぼこやソーセージの原料のすり身の原魚として重要な魚です。また、身はさっぱりしていてくせがないおいしい白身の魚です。日本ではTAC対象種に指定されている重要種です。

コマイ

コマイは別名、おおまい(おおきいコマイ)、カンカイ、ごたっぺ(小さいコマイ)ともよばれています。コマイの干物は絶品!よくかなづちでたたいて食べました。コマイは根室海峡でたくさんとれますが、毎年の漁獲量の変動が極端なさかなです。コマイの生態はまだわからないことが多く、試験場では漁業を通じて資源の状態を調べています。

ホッケ

北海道ではおなじみの魚、ホッケ。釧路水産試験場では、おもに知床半島の羅臼のホッケについて調査を行っています。北海道周辺の海ではどこでも、しかもたくさんとれるせいか、どちらかと言うと庶民的な魚のイメージが強いようです。でも、あぶらの乗る時期は、煮て良し焼いて良しのおいしい魚です。根室海峡でとれるホッケは他の場所でとれるものよりも大きく、開きホッケにすると普通の皿でははみ出るほど。

ケガニ

北海道の味覚といえばケガニ。釧路水産試験場では、十勝・釧路海域でケガニの資源調査を実施しています。「地物」のおいしいケガニがいつまでも食べられるように、毎年、資源評価を実施するとともに、より精度の高い調査解析手法などを研究しています。十勝・釧路海域では、資源を保護するため、規格サイズでも、脱皮したばかりで身入りの悪いカニ(若ガニと呼びます)をとらないなど、先進的な資源管理対策が行われています。

ハナサキガニ

ハナサキガニは日本では道東海域でしかとれません。根室半島周辺でたくさんとられていて、みやげ物としても有名です。ゆでるとこの様な赤色ですが、海にいるときは濃い緑色、時には青いハナサキガニも見つかることがあります。
 

研究情報

  

お問い合わせ先

調査研究部 管理増殖グループ

  • 住所:〒085-0024 北海道釧路市浜町2番6号
  • 電話番号:0154-23-6222(直通)
  • ファックス番号:0154-23-6225

最終更新日:2022年4月1日

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