資源管理の仕事

資源管理の仕事

調査研究部では、地場の特産種であるシシャモ、ケガニ、ハナサキガニなどの根付き資源の調査・研究を行っています。
また、道東太平洋や羅臼のスケトウダラ、根室海峡のコマイ、ホッケなども担当しています。

研究対象の魚

シシャモ

シシャモ
ご存じですか? ししゃもは世界でも北海道の太平洋沿岸にしかすんでいない魚です。しかも全漁獲量の9割は十勝・釧路であげられているのです。
釧路水産試験場では漁況予測(ぎょきょうよそく:今年はどのくらいとれるのか=調査データをもとに今年の資源の量はどのくらいかを予想漁獲量の形で予測します)、親魚を確保するための遡上期予測(そじょうきよそく:漁業の切り上げ時期を決めるために、いつ川にのぼるか予測します)、ふ出仔魚降海調査(ふ化した子供の量を調べる)などを行っています。

ハタハタ

ハタハタ
はたはたは、今ではすっかり高級魚の仲間入りをした魚です。日本海、秋田が有名ですが、実は北海道は日本の約3割(国内1位;平成9年)を占め、さらにそのうちの9割を太平洋側で漁獲しているのです。
釧路水産試験場では平成11年から本格的な資源調査をはじめました。地元の漁業者、漁業協同組合の方々もすでに「ぶりこ」の保護や人工孵化放流(じんこうふかほうりゅう)などの資源保護を実施しています。試験場では海の生産力を利用して資源をじょうずに利用する方法を研究します。

スケトウダラ

スケトウダラ
魚屋さんで見るときは、タラコ(タラコはスケトウダラの卵です)の姿になってしまうので、一般にはあまり知られていませんが、かまぼこやソーセージの原料のすり身の原魚として重要な魚です。また、身はさっぱりしていてくせがないおいしい白身の魚です。日本ではTAC対象種に指定されている重要種です。
釧路水産試験場では道東太平洋海域と根室海峡海域(羅臼)のスケトウダラの生態や資源の状態を調査しています。

コマイ

コマイ
コマイは別名、おおまい(おおきいコマイ)、カンカイ、ごたっぺ(小さいコマイ)ともよばれています。コマイの干物は絶品!よくかなづちでたたいて食べました。コマイは根室海峡でたくさんとれますが、毎年の漁獲量の変動が極端なさかなです。コマイの生態はまだわからないことが多く、試験場では漁業を通じて資源の状態を調べています。

ホッケ

ホッケ
北海道ではおなじみの魚、ホッケ。北海道周辺の海ではどこでも、しかもたくさんとれるせいか、どちらかと言うと庶民的な魚のイメージが強いようです。でも、あぶらの乗る時期は、煮て良し焼いて良しのおいしい魚です。根室海峡でとれるホッケは他の場所でとれるものよりも大きく、開きホッケにすると普通の皿でははみ出るほど。
釧路水産試験場では知床半島の羅臼のホッケについて調査を行っています。

ケガニ

ケガニ
北海道の味覚といえばケガニ。
釧路水産試験場では、十勝・釧路海域のケガニの調査を担当しています。「地物」のおいしいケガニがいつまでも食べられるように、資源の評価や管理の方法などを研究しています。十勝・釧路海域では、資源を保護するため、規格サイズでも、脱皮したばかりで実入りの悪いカニ(若ガニと呼びます)をとらないなど、先進的な資源管理対策が行われています。

ハナサキガニ

ハナサキガニ
ハナサキガニは日本では道東海域でしかとれません。根室半島周辺でたくさんとられていて、みやげ物としても有名です。ゆでるとこの様な赤色ですが、海にいるときは濃い緑色、時には青いハナサキガニも見つかることがあります。ハナサキガニは特に子供の頃の生態でわからないことが多く、最近は漁獲量もだんだん少なくなってきました。
釧路水産試験場では、ハナサキガニの資源を回復させようと現地の人々が実施している調査に協力しています。

お問い合わせ先

調査研究部 管理増殖グループ

  • 住所:〒085-0024 北海道釧路市浜町2番6号
  • 電話番号: 0154-23-6222(直通)
  • ファックス番号:0154-23-6225

最終更新日:2013年03月01日

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