平成30年度 主な事業の概要

調査研究部

研究課題 研究内容
底魚資源管理支援システムの高度化研究(H30) 稚内地区の底びき網漁業者の協力のもと,底魚資源管理支援システム(初期型)の試験運用を行い, システムの検証を行うとともに,システムに集まる操業データをもとに,出力する資源管理支援情報の高度化に取り組む。
リシリコンブ養殖用種こんぶの夏季の枯死、脱落要因に関する実験的アプローチ(H29−31) 枯死・脱落現象が見られている6月頃のリシリコンブ1年目藻体について, 実験的に窒素同化阻害および炭酸同化阻害条件に暴露した藻体片の化学成分含量を把握する。 当該時期の養殖用種こんぶについても同様に分析することにより,夏季における種こんぶの枯死・脱落要因を推定する。
北海道産小型海藻の陸上養殖にむけた基礎研究(H30−31) 稚内周辺に分布する小型海藻について,陸上養殖の可能性を明らかにする。
アーカイバルタグを用いたホッケ道北系群産卵生態の解明(H30−32) 道北系ホッケについて,アーカイバルタグを用いて主要な産卵場への来遊時期・卵保護期間を明らかにする。
漁業生物の資源・生態調査研究(継続) カレイ類,イカナゴ類,ミズダコ,エビ類,ケガニ,ベニズワイガニ,スケトウダラ,マダラ,ニシン,ホッケ,スルメイカ, マナマコ,海藻類,ウニ類について,分布,年齢,成長等の基礎的生態の知見集積と資源評価を行う。
資源評価調査(継続) スケトウダラ,マダラ,ホッケ,イカナゴ類,ニシン,マガレイ,ソウハチ,スルメイカ,日本海のズワイガニについて, 生物情報収集調査及び生物測定調査を行う。 スケトウダラについては,計量魚群探知機を用いた音響調査や稚仔魚のネット採集により新規加入量を推定し, 資源状況をいち早くかつ的確に把握することにより,実践的な資源管理に役立てる。
資源量推定等高精度化推進事業・スケトウダラ日本海北部系群(H28−32) スケトウダラ日本海北部系群について, 漁業・調査船調査データの解析および輸送モデルによるシミュレーションなどから, 加入量変動メカニズムの解明や有効な加入量早期把握指標を得ることによって,資源量推定等の高精度化を図る。
天然コンブの生育に好適な海洋環境条件の解明に基づく漁場造成適地選定手法の開発(H29−31) 道東太平洋沿岸域における雑海藻駆除の費用対効果をアップするために, コンブ漁場の物理環境を調査し,コンブの生物特性を把握するとともに, 物理環境や海底地形等の地理情報を収集し,雑海藻駆除適地の評価・選定技術を開発する。
有害生物(トド)生態把握調査(継続) 北海道周辺海域等におけるトドの回遊経路および移動様式を明らかにし, 分布実態,群構成に加え,個体単位での上陸場の利用様式の情報を得る。 また,採捕個体の収集,漁業被害実態の聞き取り等の情報収集を行うと共に漁業被害統計の分析を行う。
有害生物(オットセイ)生態把握調査(H30−32) 道西日本海に来遊するオットセイの生物特性を明らかにするとともに,食性解析により漁獲対象種への影響を推定する。 また,調査船を用いた分布調査により,オットセイの分布様式および沿岸の漁場における出現状況を明らかにし,被害実態との関連を調べる。
酸化ストレスに着目したエゾバフンウニへの高水温耐性付与に向けた基礎研究(H30) エゾバフンウニについて,高水温耐性付与に向けた基礎研究を実施する。
石狩湾系群ニシンの漁況予測調査(継続) 日本海ニシン栽培漁業推進委員会が取り組む人工種苗放流事業において, 適切な資源管理が実践できるよう資源状態を把握するとともに,漁況予測を行うための各種調査を実施する。
北海道資源生態調査総合事業(継続) 科学的知見に基づく北海道資源管理指針の検討に資するため, 12 魚種:スケトウダラ,マダラ,ホッケ,マガレイ,ソウハチ,クロガシラガレイ,ニシン,イカナゴ類, ケガニ,ホッコクアカエビ,ミズダコ,スルメイカの資源状況調査や生態把握調査等を実施する。
北海道資源生態調査総合事業・資源管理手法開発試験調査ホッケ(H30−34) 道央日本海からオホーツク海にかけて分布する道北系ホッケについて, 加入量の早期把握や資源評価に用いている VPA の改良等を行うことで資源評価手法を高度化する。 また,ホッケを利用する主要漁業・漁場での調査をもとに資源管理方策を提言する。
大型底生性頭足類ミズダコの産卵場成立条件の解明に関する研究(H28−30) ミズダコの雌親は夏季の高水温を回避できる水深帯で海水が自然に交換する巣穴に産卵するという仮説を検証することを目的にする。 さらに得られた成果をもとに北海道周辺海域の潜在的産卵場を推定する。

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最終更新日:2018年06月14日

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