鰭脚類(トド・アザラシ など)

鰭脚(ききゃく=ひれあし)類

鰭脚類はラテン語でPinnipediaといい、羽・翼の意味のpinnaと、足を意味するpesに由来しているとおり、鰭が羽のような形状をしています。

鰭脚類はアシカ科・アザラシ科・セイウチ科の3つの科に分かれ、そのうち日本近海では8種類もの鰭脚類を見ることができます。

このように多くの種類の鰭脚類が分布する理由の一つが北海道近海の流氷にあります。
太平洋東部では流氷は北緯55度のアラスカまでなのに対し、西側の日本ではオホーツク海から流入する流氷と共に、繁殖のために沢山の種類のアザラシが来遊します。

海に餌を求めた鰭脚類は水中生活に適応したため陸上での運動能力が劣り、捕食者から逃れる意味もあって流氷で繁殖するといわれます。

アザラシとアシカはしばしば間違われますが、簡単な見分け方としては、
  1. アザラシには耳たぶがなく、アシカには小さな耳たぶがあること
  2. アザラシは陸上では這うようにして移動するのに対して、アシカは体を起こして移動することができる・・・サーカスで芸をするのがアシカの仲間、
  3. アザラシの前鰭はあまり大きくなく鋭い爪があって、アシカの前鰭は非常に大きく爪は痕跡程度
などよく観察すればすぐに分かります。

お問い合わせ先

調査研究部 管理増殖グループ

  • 住所:〒097-0001 稚内市末広4丁目5番15号
  • 電話番号: 調査研究部(直通):0162-32-7166、7188
  • ファックス番号:0162-32-7171

ページのトップへ