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特集 平成15年度研究成果発表会
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 ● 特集 平成15年度研究成果発表会
製材業における生産・販売管理システムの実用化
技術部 製材乾燥科 河原 映
1.研究の背景とねらい
 道内の製材工場は価格の安い外国産製材品の輸入が増えたため,製材品の価格を下げなければならないなど,非常に厳しい経営環境におかれています。このような問題を解決するためには,自動化機械の導入による生産コストダウン,生産計画や管理業務の徹底による在庫の削減等(生産管理)が考えられます。しかし,利益が伸び悩む中では大規模な設備投資は難しいのが現状です。しかも,生産管理についても他の製造業と比べて十分な体制で取組んでいる企業が少ないのが実情です。
 そこで,まず生産管理を徹底することが重要であると考え,製材工場が生産管理を簡便に行うことができる生産・販売管理システムを開発しました。

2.研究成果の内容
 本システムは,広く普及の進んでいるパソコンを使って簡単に導入可能で,生産管理に必要な生産量や歩留り,原木・製品の在庫管理を簡単に行うことができます。また一度入力されたデータは保存されるため,過去のデータの読み出しや日報・月報の確認をとおして在庫の移り変わりなどを容易に確認できます。
 主な機能は次のとおりです。
・製材量(原木挽立,製品,歩留り)の管理
・乾燥量(歩留りは乾燥機別,樹種別,サイズ別に確認可能)の管理
・在庫(原木,製品)の管理
・受注,出荷管理
・顧客管理
・見積り,請求書等の事務書類の発行
 本システムはWindows系のOSで,単体で動作可能ですので,システム導入時に他のソフトウェアを購入する必要がありません。

3.研究成果の利用
 道内の製材工場には,生産管理への取組みが十分ではない企業も見られます。本システムの導入などをとおして生産管理への意識を高めていただきたいと考えています。
 意識を高め,過剰在庫や過剰生産を解消させ,歩留りを向上させることが最終的なコスト削減につながります。
 是非,多くの企業に試用して頂きたいと思います(モニター利用を募集中です)。
  

  生産管理システムメイン画面
 
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