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特集 平成15年度研究成果発表会
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 ● 特集 平成15年度研究成果発表会
森林バイオマスを原料とした木質ペレット燃料の生産
利用部 物性利用科 山田 敦
1.研究の背景とねらい
 1997年の京都会議(COP3)以来,地球温暖化対策としての温室効果ガス(二酸化炭素,メタンなど)の削減は,今や世界的な課題となっています。特に森林や木材の持つ二酸化炭素を吸収し長期保存する効果と,再生産可能な木材を化石燃料の代替とすることによる二酸化炭素削減効果が注目されています。
 そこで,暖房用燃料として広く用いられている灯油に替わるエネルギー源として,北海道内の森林バイオマスを原料とした木質ペレット燃料を試作しました。

2.木質ペレット燃料とは
・樹木などの森林バイオマスを粉砕し熱と圧力で再固形化したもの(リグニン等が接着剤の役割)
・直径6~8mmの円筒形で,長さは直径の3倍程度(見かけ比重は0.6~0.7)
・発熱量は4,000~5,000kcal/kg(灯油(8,900kcal/l)の約半分)
・価格は輸入品50~60円/kg,国産品(オガコ)30~40円/kg,国産品(樹皮)18~26円/kg
・粒状であるため,薪・木炭に比べて取り扱いが容易(灯油のように自動供給可能)
  
 
工場廃材(オガコ)
右下向き矢印
ペレッティングマシン図解
ペレッティングマシン写真
ペレッティングマシン
(ディスクダイ型)
オガコ状の粉砕物を加圧ローラがダイスに押し込むことにより成形
右上向き矢印
ホワイトペレット
(原料:オガコ)

工場廃材(樹皮)
右向き矢印 右向き矢印
バークペレット
(原料:樹皮)

林地残材(枝条)
右上向き矢印 右下向き矢印
グリーンペレット
(原料:枝条)
 
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