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林産試だより2005年5月号 着任のごあいさつ
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場長写真

着任のごあいさつ


北海道立林産試験場長 沼田 隆志


 平成17年4月1日付けの異動により林産試験場長を命じられ,例年になく多くの雪が構内に残っている中を,気持ちを新たにして着任いたしました。これまで,森林の中を駆けめぐりながら,緑を育て有効に活用することの大切さを肌身で感じたり,あるいは林産行政に携わるなどして木材と深く関わりを持ってきましたが,技術面から木材関連産業を支えていくという新たな仕事に対しても,精一杯努力いたしますので宜しくお願いいたします。

 さて,道立の試験研究機関に対する期待や要望は様々なものがありますが,皆様の声をどのように研究に反映し,どのように使える成果として提供していくのかということが,ますます重要な時代となってきております。このため,前任地の道立工業試験場での経験を生かしながら当場の持てる力の発揮をめざし,民間企業や他の研究機関,大学等と分野横断型の連携を強化して幅広い要望にお応えするとともに,地域や企業発展のための連携拠点としての役割を果たしていきたいと思っております。

 ところで,林産試験場は当年で開設55周年を迎えます。この間に社会情勢は大きく変化し,林産試験場の果たすべき役割も変わってきました。戦後の復興期の経済成長の中で「質より量」の時代,経済の国際化の波がもたらした「海外製品との競合」,バブルを経ての「価格破壊」,社会の成熟の中で出てきた「環境問題」等々,目まぐるしい社会の変化の中に私たちはいます。特に近年はその周期も短く,振幅も大きくなっているような気がいたします。私どもは,こういった環境の変化に対して柔軟かつ迅速に対応することが重要だと考え,時代が求めているキーワードである,環境,健康,教育,起業等に立脚させた研究に力を入れていきたいと考えております。

 北海道の景気はなかなか回復せず,また私どもの財政も大変厳しい状況を迎えておりますが,このような状況の時こそ知恵を出し,皆様と協力していくことが重要であると思います。皆様のお役に立てるよう私が率先して努力してまいりますので,よろしくご指導・ご助言のほどお願いいたします。

 
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