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林産試だより2005年6月号 林産試ニュース
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林産試ニュース

●道産 I 形梁が国土交通大臣認定を取得

 平成11年度から林産試験場で研究開発し,旭川市内の民間企業に技術移転した道産 I 形梁が,平成17年5月に,建築基準法第37条で定める建築材料として国土交通大臣の認定を受けました。この認定により,製材と同じように一般住宅での使用が可能になりました。また,今回の認定は,平成12年度の建築基準法の改正以降,木質複合軸材料としての認定では,全国で第1号となるものです。
 この認定を受け,林産試験場と北方建築総合研究所との共催で,道産I形梁を使って同研究所内に建設した実験住宅の見学会(施工説明会)を開催します。
日時:平成17年6月28日(火)
   (1)13:30~ (2)15:00~ の2回
場所:北方建築総合研究所
   (旭川市緑が丘東1条3丁目1-20)
お問い合わせ:普及課普及係(内線365)
授与された楯

●森林技術賞を受賞しました

 5月24日(火)に東京都で開催された(社)日本森林技術協会 第60回通常総会において,利用部の安久津久主任研究員が第51回森林技術賞を授与されました。この賞は,森林技術の向上に貢献し,森林・林業の振興に多大な功績を上げたものに対して,同協会が表彰を行うものです。
 受賞実績となった研究課題は「北海道における育種種苗の材質改良とその成果の育種への普及,並びに市場開拓への試み」です。安久津主任研究員は長年にわたり,道内主要造林木の育種種苗の材質改良に取り組んできました。また,新しい造林木であるグイマツ雑種F1について,性能評価を行ったうえで民間企業と共同で製品を試作し,広くPRを行いました。
動作確認用の試作機

●桟木配置装置で特許を取得しました

 製材工場など桟積みを行っているほとんどの工場では,桟木を配置する作業は人手に頼っています。これを自動で行うことができる装置を考案し,特許を取得しました。この装置の特徴は,
(1)並べられた製材の配列を乱すことなく配置できる
(2)多少曲がった桟木でも使用できる
(3)高価な部品や大きな部品を必要としないので,安価でコンパクトにできる
ことです。現行のオートスタッカにも取り付けができると考えています。オートスタッカを製造している企業の皆様,実用化を検討してみませんか?
 お問い合わせは,由田防火性能科長(内439)まで。
新設した絵本コーナー

●木路歩来に木育文庫を新設

 ログハウス木路歩来(コロポックル)が5月から開館しています。今年は内部を一部改装し,絵本コーナーを新設しました。北海道の呼びかけで広がりつつある「木育」という取り組みの一環として,木に囲まれた空間で子どもたちを育むための木育文庫です。このコーナーには,きのこをモチーフとしたエゾマツ製の机・いすがあります。特にいすの座面には,タモの埋もれ木,オンコ,クルミのダボをきのこのいぼに似せて打ち込んであり,きのこらしいいすに仕上がっています。
 木製遊具も今までどおり無料でお楽しみいただけます。ぜひ遊びに来てください。土・日・祝日も開館しています(閉館日は水曜日と祝日の翌日)。

●人のうごき

◎退職(5月31日付)
吉田 華奈
 
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