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林産試だより2005年月号 職場紹介 技術部 合板科
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職場紹介  第17回 技術部 合板科
 合板科では,合板および単板の製造に関する研究およびそれらを利用した製品開発を行っています。

●最近の研究内容

・内装用針葉樹合板の開発
 近年,内装に木質感を活かした製品の開発が求められています。合板の製造はラワン合板から針葉樹合板へ転換が進んでいますが,針葉樹合板の用途は構造用が大半を占めています。そのような中で,針葉樹合板の新たな用途として内装用合板を開発しました。


写真1 内装用針葉樹合板の施工例
・導電性物質を用いた発熱合板の開発
 合板を製造する時に用いる接着剤に導電性を持たせ,そこに通電することによって発熱することができる合板を開発しています。このような手法を用いると,大きな設備投資なしで種々の機能を持った合板を製造することが可能となります。この合板は床暖房や屋根融雪,パネルヒーターなどに応用可能です。
写真2 発熱合板を用いた暖房用製品(左:パネルヒーター,右:足元ヒーター)

●設備

 合板科で行われた研究成果を民間企業へ円滑に技術移転するために,実際の工場で行われているような,原木から単板を切削し,乾燥,調板,接着,圧締,仕上げまで行える実大製造設備があります。また,内装用合板の製造で必要なスライス単板を製造するためのスライサーもあります。これらの設備は,民間の企業が新製品開発のために使用することもできます。
写真3 合板試験棟設備(スライサー) 写真3 合板試験棟設備(ベニヤレース)
写真3 合板試験棟設備(製造した合板のサンプル)
写真3 合板試験棟設備
(左:スライサー,右上:ベニヤレース,右下:製造した合板のサンプル)

●技術支援

 合板科では,企業等からの合板および単板製造などに関する問い合わせに対してアドバイスを行っています。また,共同研究,受託研究も実施しているほか,合板の品質などに関わる依頼試験も随時行っています。
 
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