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林産試だより2006年3月号 林産試ニュース

林産試ニュース 2006年3月

 パンフレット「カラマツ堆肥舎などを安心して使うために」を作成しました

パンフレット表紙

 林産試験場では,カラマツ材を活用した木造堆肥舎について,材面に割れが発生した場合の安全性に対する判定方法や補強の方法について検討してきました。
 その成果をとりまとめて,パンフレット「カラマツ堆肥舎などを安心して使うために」を作成しました。
 パンフレットでは,カラマツ材を使用した構造物の接合部周辺に経年による割れが発生した場合の強度への影響や対応の方法,割れの発生を最小限にとどめる部材の乾燥方法などについて,分かりやすく解説しています。これらの判定や対策は,堆肥舎に限らずカラマツ材を用いた屋外構造物の維持管理にも適用できるものです。
 林産試験場ホームページからダウンロードできますので,ご活用ください。 http://www.fpri.hro.or.jp/manual/karamatsu/taihisya.htm
 お問い合わせは企画指導部技術係(内線368)まで。

 発熱合板で特許を取得しました


フットヒーター(試作品)

 合板製造時に用いる接着剤にカーボン,グラファイトなどの導電性を持つ物質を混入して接着剤に導電性を持たせ,配線して通電することにより,合板自体を発熱させることができます。一般的な合板製造設備を使って,接着剤に混ぜるなどして製造することが可能なため,大規模な設備投資も不要です。
 林産試験場では,この発熱合板の開発や応用について研究しており,このたび特許を取得することができました。現在,床暖房や木質系の暖房製品などへの応用を検討しています。
 お問い合わせは,合板科(内線393)まで。

 林業技術シンポジウムで発表しました

 2月9日(木)東京都において,第39回林業技術シンポジウムが開催されました(主催:全国林業試験研究機関協議会)。開催テーマは『災害に強い森林づくりをめざして』で,これに関連した研究発表や講演などが行われました。
 当場からは,技術部の金森主任研究員が「2004年台風18号による森林風倒被害に関する調査研究〜風倒被害木の利用について〜」と題する発表を行いました。これは,昨年度北海道で猛威をふるった台風18号による被害を受けて,場内にプロジェクトチームを設置して風倒被害木の利用に関する調査結果を取りまとめたもので,会場内の関心を集めていました。

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