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林産試だより2006年5月号 特集『平成17年度 研究成果発表会』に寄せて

 ●特集『平成17年度 研究成果発表会』

特集『平成17年度 研究成果発表会』に寄せて

企画指導部 普及課 石河 周平

 平成18年4月20日(木)10時30分から15時30分まで旭川市大雪クリスタルホールを会場にして,「平成17年度北海道森づくり研究成果発表会(木材利用部門)」(林産試験場研究成果発表会)を開催しました。

 14回目になる今回は,林産試験場での研究成果の紹介のほか,道や支庁,森づくりセンターの木材利用の活動事例紹介,企業の皆様や一般の方々,行政の間での情報交換を行う場とし、19件の口頭発表(場内から17件,森づくりセンターから2件),11件の展示発表(場内から6件,森づくりセンターから2件,民間企業から3件)を行いました。

 口頭発表では,発表内容により4つのセッション<きのこ消費の多様化に向けて>,<建築と建設へのコラボレーション>,<VOC>,<バイオマス>に分けたほか,発表会場を2か所として,参加者には関心のある話題に自由に参加していただけるようにしました。

 当日は平日であったにもかかわらず,300余名の参加者がありました。ロビーには林産試験場の開発製品や民間企業との共同研究の成果品,ポスターパネルを展示し,それらを前にして研究担当者と来場者の間では意見交換や打ち合わせをする姿がそこかしこで見られました。

 また、今回は新たな取り組みとして,4月から「共同研究のパートナー募集」をしている2課題の説明を行ったほか,じっくり話ができるよう広い技術相談コーナーを設けることで参加者からの多くの相談にお応えすることができました。

 さて,本特集では,当日の発表内容を掲載します。ここで紹介できるのは林産試験場の成果と研究内容のほんの一部ですが,当日の雰囲気と林産試験場の研究の幅広さを感じていただきたいと思います。詳細については,担当者または普及課までお問い合わせいただければ幸いです。

 林産試験場としては,これらの研究成果が木材産業界等において活かされ,道民の皆様のお役にたてることを期待しています。

      
第2会場での口頭発表の様子         技術相談の様子


特集『平成17年度 研究成果発表会』目次

<木材利用の活動報告>
トドマツ人工林材の強度把握
高齢級カラマツ強度試験の結果について
・音楽を奏でる木製遊具の開発と提案


<セッション~きのこ消費の多様化に向けて>

・消費の多様化に対応した新規きのこ
・道産マイタケ新品種の特性


<木材利用技術>
・カラマツ・トドマツを対象とした人工乾燥用タイムスケジュールの検討
・チップソーを用いたCNC木工旋盤の試作
・保存処理木材中の有効成分の分析方法
・木材接着剤による変色とその防止
・木質熱処理物ボード製造条件とその性質


<セッション~建築と建設へのコラボレーション>

・3層・4層集成柱材の普及拡大に向けて
・フロア材の市場動向と床暖房用フローリングの性能
・カラマツ堆肥舎などを安心して使うために
・北海道型木製ガードレールの開発
・木材の良さをいかす耐火被覆材の開発


<セッション~VOC>

・室内の空気をきれいにするために


<セッション~バイオマス>
・木質系バイオマスのサーマルリサイクルに関する研究
・木質バイオマスを用いた緑化用資材

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