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林産試だより2006年5月号 職場紹介 企画指導部 企画課

職場紹介

企画指導部 企画課

 企画課は,林産試験場の研究課題にかかる企画・調整・評価,予算編成などを担当する企画係と,特許や実用新案など知的財産の出願,図書や文献の収集・管理・提供を担当する情報係の2係で構成されます。ここではそれぞれの業務内容を紹介します。

 企画係

 林産試験場の研究には,道費で行う重点領域特別研究ならびに一般試験研究,外部資金で行う企業等と共同で実施する共同研究,企業等からの要望に応じて行う受託研究,国や団体等が募集する公募型研究などがあります。
 企画係では,これら研究について企画立案や評価,研究科間やほかの試験場,行政等との総合調整及び研究予算に関する各種事務を行っています。

一般的な研究の流れは,以下のとおりとなっています。
1 道民,関連業界,行政ニーズの整理

2 研究課題の企画

3 大学,試験研究機関,関連業界,企業との連携

4 研究計画の作成

5 研究計画の評価

6 研究の実施

7 成果の取りまとめ
 ・ 事後評価(得られた成果と活用方策の検証)
 ・ 成果の普及
 ・ 追跡評価(成果の活用状況の検証)

 研究課題の立案から成果の取りまとめまでの進行にかかる調整・サポートを企画係が行います。なお,企業の技術向上や製品開発などのニーズに対する技術支援として,企業と林産試験場とが分担しながら研究する「共同研究」があります。この窓口業務も企画係が行っておりますので,ぜひお問い合わせ下さい。
 また,研究要望についてもホームページで募集しています。

 情報係

1) 専門図書館

 林産試験場には,林業・林産関係の専門図書館があります。図書は約32,000冊,雑誌は和雑誌で約1,280タイトル,洋雑誌で約220タイトル所有しています。木の性質,木の可能性,木や森林と私たちの関わりなどについて,やさしいものから専門学術書までそろえています。
 専門図書館は調査や情報整理など研究支援のために置かれたものですが,一般の方も閲覧できます。木に関する本が,いかに多いかのぞいてみませんか(利用時間は月~金,午前9時から午後5時)。

2) 特許や実用新案等の知的所有権の出願

 得られた研究成果については,特許,実用新案などの知的所有権として権利化を図っています。現在,民間企業で製品販売されている特許の一部を紹介します。

・ササの葉から温水を用いて健康に良いとされるオリゴ糖を抽出し,特定保健用食品や化粧品として活用する技術
・木材を繊維状に粉砕し300℃程度で加熱して,繊維の表面に油を吸収し水をはじく性質を発現させ,海上などに流出した油を回収する油吸着材の製造技術
・廃タイヤから作ったゴムチップと木材チップを混合して,緩衝性,弾力性,防音性を活用した床材料を製造する技術  など
   林産試験場では特許権17件,実用新案権4件,意匠権4件,品種登録1件を所有しています。林産試験場ホームページに「知的財産権等一覧」として紹介していますので,ぜひこちらもご覧ください。

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