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林産試だより2006年5月号 特集「平成17年度 研究成果発表会」 チップソーを用いたCNC木工旋盤の試作

 ●特集『平成17年度 研究成果発表会』

チップソーを用いたCNC木工旋盤の試作

技術部機械科 橋本 裕之

 研究の背景・目的

 従来の木工旋盤(ろくろ)による工芸品の製作はバイト(固定された刃物)を用いた加工なので少しずつ何度も削りながら形作る必要があります。このため同じ製品を繰り返し作るときの作業能率が低くなってしまいます。そこで,刃物を通常の固定式バイトから高速回転するチップソーに替えて加工時間を短縮させ,動作をパソコンで制御したCNC木工旋盤を試作しました。


 研究の内容・成果

CNC木工旋盤の構成

図 CNC木工旋盤の構成

 C軸上で回転する材料は,X軸とZ軸からなる平面内を自由に運動するチップソーによって加工されます。

加工例

写真 加工例


加工時間が短い理由

 切削抵抗が小さいので,大きな切込みで速く送ることできるからです。


 今後の展開

 バナナのように断面が円形でなく,かつ曲がっている形状などの三次元加工への拡張を予定しています。

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