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林産試だより2006年9月号 行政の窓 道産カラマツ住宅が1000棟を超えました!

行政の窓

道産カラマツ住宅が1000棟を超えました!

 去る6月30日付けで「道産カラマツ住宅が,ついに1000棟を超えました」と報道発表したところ,業界各紙をはじめ,一般紙経済面等でも好意的に取り上げていただき,関連記事をご覧になった方も多いと思います。これまで輸送用資材としての利用が大半だったカラマツを住宅構造用に利用するということは,林業関係者にとっては長年の悲願だったわけですが,1000棟という数字によって,ようやく道産カラマツ人工林材が住宅建築用材としての市民権を得たと言えるかもしれません。

道産カラマツ住宅棟数(累計)

 1000棟の意味するところは?

 今後ますます増えるであろう数字の一通過点に過ぎないのですが,注目すべきは,ここ3年間の急増ぶりです。

 主伐時期を迎えつつある資源の充実,技術開発による欠点の克服,集成材工場の整備による供給体制の確立といったハード面に加え,環境への配慮をうたった住宅メーカーの営業戦略や,道の道産材需要推進施策など,さまざまな要因が複合的にからみあっての1000棟達成ではないかと見ています。

 林産試験場をはじめとする試験研究機関や,林業・木材産業に携わる団体並びに事業体の皆さま方のこれまでの努力に敬意を表するとともに,道としても,今後とも,全国的な国産材回帰の動きとも連動しながら,住宅分野における道産材のより一層の利用促進を図っていきたいと考えています。そのためにも,一つの節目となる1000棟達成です!


左:カラマツ構造用集成材の出荷量           右:札幌市内に建てられたカラマツ住宅


(水産林務部林務局林業木材課 需要推進グループ)

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