林産試ニュース 2007年2月
林産試験場では,道内の企業または団体の方を対象に,木材・きのこ関連の基本技術研修を実施しています。
3月に予定している次の研修の申し込み期日が近づいていますのでお知らせします。
・種類:木材の乾燥技術
・期間:平成19年3月12日~3月26日(10日間)
・内容:木材の性質,木材の水分,天然乾燥,木材乾燥装置,木製品の含水率管理,特殊乾燥ほか
・申込み締切日:平成19年2月26日(月)
・研修費用:無料(交通費,滞在費については自己負担です)
また,企業等のご希望に沿った期間と内容で行う実務技術研修の研修生を随時募集しています。
技術研修についての詳細は,ホームページをご覧ください。お問い合わせ・お申込みは,技術係(内線368)までお願いします。
http://www.hro.or.jp/list/forest/research/fpri/shien/kenshu/kenshu.htm
2月8日から12日まで開催される旭川冬まつり会場(旭川市常磐公園)において,上川支庁と合同でペレットストーブの展示を行います。当場からも民間企業と共同開発したストーブを出展し,説明員が常駐しますので,是非,会場に足をお運びください。
住宅建築の基礎知識を学ぶ技術講習会((社)北海道建築士会主催)が,2月5日の札幌会場を皮切りに,2月いっぱい道内19の会場で開催されます。
50回目となる今回は,木材や金属,コンクリートなど駆体材料の構造・力学的性質や施工上の注意点について学習します。林産試験場は,テキストの木質材料部門を執筆しており,いくつかの会場に講師を派遣する予定です。
会場により,50~100人の受講定員が設けられていますが(申込みの締切りは,開催日の7日前),定員に満たない場合は当日会場でも受け付けることになっています。
会場,開催日,申込方法など詳細が載った案内書を,主催者ホームページ
http://www.h-ab.net/からダウンロードできます。お問い合わせ,お申込みは,北海道建築士会本部・各支部の事務局まで。
北方型住宅についての理解を深めてもらうための講習会((財)北海道建築指導センター主催)が,2月13日の札幌会場を皮切りに函館,室蘭,釧路,帯広,旭川,網走,札幌(2回目)と,3月13日にかけ全道7会場で開催されます。
講習は,戸建て住宅の構造設計,耐震診断・改修手法が主テーマですが,林産試験場では,建築に関する最新の研究成果を紹介することになっています。
会場により,90~200名の受講定員が設けられていますが(申込みの受付は,定員に達するまで),定員に満たない場合は当日会場でも受け付けることになっています。
・問い合わせ・申込み先:(財)北海道建築指導センター指導部(TEL:011-241-1893/FAX:011-232-2870)
1月11日,道立旭川美術館(旭川市常磐公園内)において,あーと・きっず2007WINTER『はっけん!あーとのなかの大自然』を開催しました(旭川美術館・北海道新聞社・林産試験場の共催)。小学生と保護者35人が参加し,美術鑑賞と,カラマツ材を使ってのミニドラムづくりを行いました。
ドラムづくりでは,林産試験場職員が釘打ちや糸のこ盤の操作などでお手伝い。参加者は,思い思いの長さに切りそろえた4枚の板を釘打ちして四角いドラムのわくを作り,そこに木片や布,絵の具で飾りつけをしたあと,打面部にはキャンバス地を張り付けドラムを完成させました。悪戦苦闘した子供たちは,自作のドラムをたたいてながめてとっても満足そうでした。